スナビキソウ
Messerschmidia sibirica
(
ムラサキ科
スナビキソウ属
)
スナビキソウは北海道から九州、朝鮮・シベリア・ヨーロッパに分布する多年草。海岸砂浜に生育し、長い地下茎があり、和名の由来となっている。6月から8月にかけ、白い花を咲かせ、種子は海水に浮かんで散布される。海岸に生育する植物は海水によって種子が散布されるので、コスモポリタンである植物が多い。本種もそのような広く分布する植物であり、亜寒帯から温帯にかけてユーラシア大陸の海岸に広く分布している。岡山県には分布記録がない。スナビキソウが生育できるような砂浜がないためであろうか?
1.
スナビキソウ
2.
生育地