ハバヤマボクチ Synurus excelsus (キク科 ヤマボクチ属
 ハバヤマボクチの頭花は大きく、直径4〜5cm。総苞片の先端は尖って痛い。クモ毛があり、全体黒紫色で、鮮やかではないが、見事な頭花である。目立たない色であるにもかかわらず、ハチが盛んに吸蜜していた。抜きん出て高い花茎が大きな役割りを演じているのであろうが、昆虫には鮮やかな色彩に見えるのかもしれない。
 葉身は長さ10〜20cmで長三角形。長い柄があって、裏面には綿毛が密生している。

種名一覧にもどる / 科名一覧にもどる / 雑学目次にもどる / HPにもどる