オオバナセンダングサ Bidens pilosa var. radiata (キク科 センダングサ属
 沖縄や奄美などにでかけると道端にコシロノセンダングサよりも一回り花が大きい花を咲かせるセンダングサが繁茂している。栽培品の逸出とのことで、その目で見れば美しく、オオバナセンダングサという名前とともに、タチアワユキセンダングサというすばらしい名前もいただいている。本州の黒潮が洗う太平洋沿岸にも生育が見られるということで、より南方系なのであろう。画像の撮影データから見れば、夏にも開花がみられるものの、冬のほうが開花数は多く、花も美しい。盛夏を過ぎて涼しくなってからが本番ということなのかもしれない。しかし、これでは一年草の定義が揺らいでしまう。温暖な地域では、あまり意味のない議論かもしれない。
沖縄本島(12月27日)
オオバナセンダングサオオバナセンダングサの花
オオバナセンダングサの花オオバナセンダングサの種子
オオバナセンダングサの葉裏面の拡大
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