コシロノセンダングサ(シロバナセンダングサ) |
コシロノセンダングサはシロバナセンダングサの別名もある北米原産の帰化植物。本州中部以西に広く帰化しており、コセンダングサに似ているが、明瞭な白色の舌状花を持つ点で区別される。近寄って観察するとコスモスを小型にしたようなイメージがある。 コセンダングサとは変種の関係にあり、生育地に関しては、どちらも荒れ地に生育する点では共通しているが、コシロノセンダングサの方が、より肥よくな場所に生育する傾向が高いと思う。河川では、堤防には群生するが、礫河原には出てこない。 花弁の大きさは5〜7mmであり、頭花全体では直径2cmほど。沖縄や四国の南岸に生育するものは舌状花の長さは15mmほどで、頭花全体の直径は3cmを越える。これはシロノセンダングサ(var. radiata Sch.Bip.)であり、栽培されていたものが野化した。 |