皇帝ヒマワリ(ニトベギク) Titonia diversifolia (キク科 メキシコヒマワリ属
 植物が専門ということもあって、学長室には美しい花、珍しい花が絶えない。部屋に入ると、オヤ! 皇帝ひまわりとのこと。皇帝ダリアがあるので、皇帝ひまわりがあっても不思議ではありませんが・・・・。皇帝ヒマワリも皇帝ダリアと同様に、メキシコなど中米原産とのこと。今回は切花なので植物の全体像がわかりませんが、数メートルになるとの事。温暖な地域では、木本的なキク科植物が目立つのであろう。別名には、新渡戸稲造が持ち帰ったとの事で、ニトベギク、英語名にはTree marigold , Mexican sunflowerなどがあり、木立マリーゴールドあるいはメキシコヒマワリなどの訳になろう。
 花の直径は15cmほど。いただいたものから見れば11月の中ごろになって咲き始めたばかりで多くのツボミがある。皇帝ダリアと同様に、大きくなるのに時間がかかって秋遅くになってようやく開花するのであろう。岡山で花を楽しむことができるようになったのは皇帝ダリアと同様に、地球温暖化のためかもしれないとおもうとやや複雑です。
 葉はやや厚く、び微毛があって少しざらつく。葉の形はツリーデイジークワモドキオオブタクサ)のイメージがある。
皇帝ヒマワリ(ニトベギク) Titonia diversifolia皇帝ヒマワリ(ニトベギク) Titonia diversifolia
花の中心部ツボミ
葉は大きく、クワモドキに似ている葉の表(上)と裏(下)
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