ヤクシソウ
Youngia denticulata
(
キク科
オニタビラコ属
)
ヤクシソウは北海道から九州、朝鮮・中国などに分布する二年草。路傍や崖地などの乾燥しやすい場所に生育するが、比較的大きく生長し、枝分かれして高いものでは草丈1mほどになる。1年目はロゼットの状態で生育し、2年目の8月から11月にかけて直径1.5cmほどの黄色い花を付ける。
和名は薬師如来に由来するのであろう。万病に効く薬草のような名前であるが、はれものに使われる程度で現在ではあまり利用されないようである。チチクサやウサギノチチなどの別名があり、葉などを傷付けると乳液が出る。
1.
ヤクシソウ
2.
葉
3.
生育地