イヌセンブリ Swertia diluta var. tosaensis (リンドウ科 センブリ属
 イヌセンブリの花は、高原では7月から、低地では10月から11月に咲く。花冠は直径15mmほどで5つに深裂し、白色に紫色の筋が入るが、筋の色は個体により(生育立地により)、濃淡がある。裂片の幅はセンブリよりも広く、ムラサキセンブリの形に近い。柱頭の先端は唇のように2裂する。花冠の裂片基部には2つの蜜腺溝があり、その周辺には長い白色の毛がある(蜜腺溝は毛で見えない)。
イヌセンブリの花(柱頭の先端は唇のよう)花冠の裂片には紫色のすじ
花の側面とつぼみ花のつぼみ

1.イヌセンブリ 2.
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