キランソウは本州から九州に分布する多年生の草本。路傍や林縁に生育する。茎・葉は地面に広がり、刈り取りが行われる場所でもほとんど影響を受けないほど、地面にへばりついて生育している。春に濃紫色の花を咲かせる。
煎じて解熱。解毒、下痢止めなどに使われるとの事。冬の間も葉を展開しているので、草食動物に食べられないような対策を施しているのであろう。
和名の意味は不明であるとのこと、また、ジコクノカマノフタとの異名もある。どちらにしろ、由来のありそうな名前なのであろうが、よくわからない。中国から朝鮮半島にも分布している。 |