アメリカアゼナ Lindernia dubia dubia var. major (ゴマノハグサ科 アゼトウガラシ属) |
注意:本ページは、種の同定に問題がある可能性があり、現在休載中です。 アメリカアゼナは北米原産の帰化植物。水田や水はけの悪い畑などに生育する。茎の断面は四角形で、葉の周辺に鋸歯がある。7月から10月頃まで淡紫色〜白色の目立たない花を咲かせる。次第に在来種であるアゼナに取って代わりつつあるとも言われる。乾燥にも強く、道路のアスファルトの割れ目にも生育していることがある。 アメリカアゼナの系統にはよく似たタケトアゼナがある。アゼナとは、葉の周辺に鋸歯があること、4本の雄しべの内2本は長くて先端に葯がないこと、果実が細長い点で、アゼナと区別できる。タカトアゼナとは鋸歯が明瞭であること、葉を取ってみると、わずかに葉柄がある(葉柄状に細くなる)ことで区別できる。 |
本ページに掲載していた画像は、タケトアゼナであったので明瞭な鋸歯をもった画像に入れ替えた。ご指摘いただいた兵庫県伊丹市水田さんに厚く御礼申し上げる。(2002年8月23日) なお、アゼナは確たる画像を得ることができるまで休載いたします。 |