ウォーターバコパ Bacopa caroliniana (ゴマノハグサ科 ウキアゼナ属
 流紋岩地域のため池を歩いていると見慣れぬ水草が生育していた。貴重種? それとも新参者?。花としてはゴマノハグサ科、とするとウキアゼナの近縁種。どうやら水槽から逃げ出した帰化植物らしい。葉は長さ1〜1.5cm程度、空気を含んでやや厚い。茎には下向きの毛がたくさんある。花はなかなか美しく、直径1cm程度で淡青色。花季節は7月から9月とのことだが、この画像は10月末の撮影。原産地はアメリカ南部であり、沼沢地に生育する。葉をつぶすとレモンの香りがあるというが、小生にはそのようには思えなかった。多年草であるので定着してしまうのであろうか? 時折結氷するなどの冷え込みがあれば温暖な地からの種であるので一時的帰化になるのかもしれない。
ウオーターバコパの生育状況
ウォーターバコパ Bacopa carolinianaウォーターバコパ Bacopa caroliniana
ウォーターバコパ Bacopa carolinianaウオーターバコパの花
厚みのある葉、茎は有毛葉の裏面
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