ヒヨドリジョウゴは多年生のツル植物。東アジアから東南アジアに広く分布し、日本全国に生育する。 ツル植物としてはややおとなしい植物で、覆い尽くほどには繁茂しない。森林との境界部分などに生育していることが多い。8月から9月にかけ、白い花を咲かせる。花冠は5裂し、裂片は次第に反り返る。花筒の入り口には緑色の斑紋がある。雄しべは花柱を取り巻く。
和名の由来はヒヨドリが好むとの意味という。 花は5枚の花びらが反り返り、合わさった葯が良く見える。 果実は緑色から朱紅色に熟し、小さなほうずきのイメージがある。 |