ボタンクサギ Clerodendrum bungei (クマツヅラ科 クサギ属) |
ボタンクサギはクサギと同様に、根から発芽し、新しいシュートを形成して新しい個体を形成することができる。このような根からの新しいシュートの形成は、一挙に勢いのある茎を作ることができるので、草本との競合には大変有利な戦略であるが、元々の個体は、シュートから先の根を新しいシュートに使われてしまうので、根の量が減少してしまうことになる。長い目で見れば、元々の個体はあまり成長せず、新たな新天地に成長の場を移すことになる。新天地への移動である。根絶するには、根から掘り取る以外にないようである。 (2005/08/05:Kさんから学名の誤りをご指摘いただき、正誤訂正) |