ヤワラスゲ Cares transversa (カヤツリグサ科 スゲ属
 ヤワラスゲは北海道から九州に分布する多年草。谷筋の林縁・道沿いなど、湿った草地に生育する。匍匐茎はないので、株立ちになって生育する。5月頃から50cmほどの花茎をのばし、長さ数cmの太い円柱形の花穂を形成する。花茎の先端に形成される小穂(しょうすい)は雄性であり、細い。雌小穂の果胞は大きく、目立つ。
 植物体全体は柔らかく、和名の由来となっている。

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