メヒシバ属 Digitaria の区別点
| メヒシバ | コメヒシバ | アキメヒシバ | |
| 草丈 | 
10〜50cm、時に1m 3種の中では、もっとも大きくなるが、小さいものから大きいものまで多様。畑や道ばたなどにもっとも普通。全体に毛が多く、灰緑色に見える。  | 
10〜40cm 3種の中ではもっとも小型。地面を這い、家の北側など、やや日照が制限されている場所に生育する。ほとんど毛がなく、鮮やかな緑色。  | 
10〜50cm 3種の中では中ぐらい。全体にほとんど毛がなく、鮮やかな緑色。  | 
| 花穂 | 
2〜8本の枝に分かれ、生育地によって数が多様。通常黄緑色であるが、紫色を帯びることもある。 軸を指で挟み、下向きにずらすと著しく引っかかる。  | 4本前後の枝に分かれ、緑色。メヒシバに比べ、細い。軸には歯がないので、ざらつかない。 | 4〜10本の枝に分かれる。最初は黄緑色であるが、やがて汚赤紫色を帯びる。軸には歯がないのでざらつかない。 | 
| 小穂 | 
被針形で先はとがる 黄緑色  | 
被針形で先はとがる 黄緑色  | 
卵状楕円形 汚赤紫色  | 
| 葉鞘 | 特に下部の葉鞘は白長毛が多い | 葉鞘は無毛 | 葉との境界部分にわずかに白長毛がある以外は無毛 | 
| 葉の毛 | 下半分の縁に白長毛。葉の裏面主脈上に白長毛がある。 | 葉舌部に白長毛、それ以外は無毛 | 基部にわずかに白長毛がある以外は無毛 |