ナピアグラス Pennisetum purpureum (イネ科 チカラシバ属) |
奄美の瀬戸内町 加計呂間島を走っていると、道端や放棄畑と思えるような場所に巨大なエノコログサに似た植物が群生していた。生育地からは、帰化植物の臭いがした。車を停めて観察して見ると、やはりエノコログサ属に違いないと納得して帰った。調べて見ると、エノコログサ属に近い、チカラシバ属の植物であった。 ナピアグラス Napier grass は熱帯アフリカ原産の植物で、この画像は1月1日であるので、当然多年草。草丈は2.5mを超えている。目立つ花穂は20cm以上であったと思う。茎は高さの割りに細く、時折枝分かれして堅い。葉は長さ1mほどで垂れ下がる。大型なので放置された畑などでは大繁茂しそうな印象がある。沖縄では多いとのこと。 |