ササガヤ Microstegium japonicum (イネ科 アシボソ属
 ササガヤは北海道から九州、朝鮮南部・中国に分布する1年草。谷沿いの山道や山間水田と森林の境界部など、半日陰のやや湿った路傍や草地に生育する。茎は細く、地面を這って分岐し、節から発根する。葉は両面無毛で長さ3〜7cm。軽く波打つ。葉鞘は縁にのみ毛があり、節は無毛。花序は8月から10月にかけて茎の先端にでき、2本から6本の細い総からなる。若いときにはすべて上方に出ているが、稔るにつれて1本だけが真上に伸び、残りの数本は横から下に伸びるようになる。


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