ヘリコニア・カリバエア
Heliconia caribaea
(
バショウ科
ヘリコニア属
)
ヘリコニアの花序は、下から咲きあがるものと、上から垂れ下がるものがある。本種では下から苞が開きつつ、咲きあがる。開いた苞に白い筋が付いている・・・・? 丘に生育しているものの花を覗きこんでみると、船のようになった苞の中に雨水がたまっている。考えてみれば、このような構造になっているので雨が降れば水がたまるのは当然である。雨水がたまり、乾燥したときに筋が残るのであろう。少なくとも水がたまっても花には影響がない仕組みにはなっているのであろうが、なぜ雨水が溜まるようになっているのか、興味深い。
1.
Heliconia caribaea
2.
花
3.
橙色の系統