モントレーイトスギ(ゴールドクレスト) Cupressus macrocarpa  (ヒノキ科 イトスギ属
 日本庭園では、円錐形の樹形をした針葉樹はあまり使われてこなかったが、最近は洋風建築が増えたためか、コニファーと総称される外来の針葉樹が使われることも多くなった。特にゴールドクレストと呼ばれる円錐形のコニファーは、西日本では一般的な庭園樹種であると言ってもよいほど、随所に植栽されている。庭園木や生垣の他、鉢植えでも栽培可能であり、クリスマスツリーにも使われている。
 ゴールドクレストの母種であるモントレーイトスギ(モントレーサイペルス)は、北米カリフォルニアの海岸に生育する常緑針葉樹。自然分布ではモントレー付近に局在した分布とのこと。冬は温暖であり、夏は霧が多く湿潤な場所が本来の生育地であり、ゴールドクレストが夏の乾燥時に枯れ上がりやすいことと関係があろう。夏の水切れには注意しなければならない。英語名はGoldcrest、Monterey Cypress。 crestは、鳥のとさか・冠毛、羽飾り、山頂の意味であり、cypressは通常スギと訳されることが多いが、スギとは科が異なるのでイトスギと訳す方がよいであろう。
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