シベリアカラマツ Larix sibirica (マツ科 カラマツ属) |
モンゴルには2種類のカラマツが生育しており、シベリアカラマツがほぼ全域に、グイマツが東半分に分布している。ウランバートルは両者が分布している地域であり、植栽されたものは遠目にはどちらかわからないことになり、自信がなくなってしまった。ここに掲載したものは、植物園に植栽されたものであり、L. sibirica とラベルが付けられた若木のものである。市内の社寺やホテルの庭園などに植栽されたカラマツ属植物は日本のカラマツが美しい円錐形の樹形を持ってりるのに比べて横に荒い枝を出してだらしなく、細い長枝が垂れ下がって太陽高度の低い場所での生育に適した枝の出し方に思えた。 |