秋の七草
−はぎ、すすき、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、ききょう−
春の七草は厳しい冬を乗り越えるための、食べる七草であるが、秋の七草は鑑賞する七草である。
秋の七草は、典型的な秋の植物であるというよりも、秋の訪れをいち早く知らせる植物であるように思われる。8月のお盆をすぎた頃、まだ残暑の厳しい頃に花を咲かせ始め、残暑もあとわずかであることを知らせてくれる。
万葉時代からの秋の七草であるが、派手な植物が入っていない。ひっそりと秋の到来を知らせてくれる植物である。
種名
漢名
ハギ
萩
ススキ
薄、尾花
クズ
葛
ナデシコ
撫子
オミナエシ
女郎花
フジバカマ
藤袴
キキョウ
桔梗
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