シシガシラ
Blechnum niponicum
(
シシガシラ科
ヒリュウシダ属
)
シシガシラは日本全国に分布し、山道の路傍などによく生育する常緑のシダ植物。日本固有種。太い根茎があり、放射状に葉を広げるが、斜面に生育していることが多く、斜面方向に葉が垂れ下がる傾向がある。このような様を獅子のたてがみに例えたのが和名の由来という。
栄養葉と胞子葉を形成する。栄養葉は長さ40cm前後。シシガシラは葉を地面近くに広げるので、大量の落葉には弱いはず。そのように見ると、シシガシラは斜面に生育していることが多い。山道の山側斜面に生育している事もうなずける。
1.
シシガシラ
2.
胞子葉
3.
シシガシラの侵入
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