2012/12/30〜2013/01/02
4.奄美の景観と観光


a.鶏飯(けいはん)
 我が家でのおもてなし料理の一つに鶏飯がある。
鶏ガラの出汁を具を載せたご飯にかける料理で
スープ茶漬けといった感じなのだが、当然、おいしい出汁でなければ意味がない。
奄美大島の郷土料理としてテレビで紹介されたことがきっかけらしい。

奄美に行くのなら、本場の鶏飯を食べなくっちゃ!ということで
鶏飯を提供している店を渡り歩くことになった。
鶏飯の由来は、島津藩のお役人をもてなす料理であったとのことで
郷土料理として認定されたのは、比較的最近のことらしい。


 1番目の店:鶏飯どんぶり
 振り返って見ると、最もあっさりした出汁で、結構おいしい


 2番目の店:本格派、調理場の中の地鶏の捌きも見もの。
 どこもなのであるが、ご飯が多い! 1人前を2人で。
 調和的なおいしさ。


 3軒めは事前に紹介されていたお店:使っている鶏は自家製の地鶏とのこと。
 有名店だけにおいしい。


 鶏飯は量が多いので、1人前を2人で食べることにしてもう一品。
 鶏の刺身である。胸肉や足肉が組み合わせてあり、魚の刺身よりおいしいと思う。
 野生の鳥は寄生虫の恐れがあるが、養殖物は刺身でも安全。お勧めです。


 4軒目:ご飯の量を減らしてもらう。具が多くて結構でした。
 出汁は今回の中では最も濃厚。


 鶏飯ラーメンは鶏飯のご飯が麺になっただけ。これもいけます。

 ベトナムでの鶏と米の組み合わせ、奄美の文化と重なるところがあり興味を持っていた。
九州では鶏食の文化が発達しており、すき焼きといえば鶏であるとのこと。
焼き鳥、チキンカツなど、ヘルシーですばらしい。
南からやってきた鶏食文化・・・・・どうでしょう?
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