コノテガシワ(センジュ) Biota orientalis cv. Compacta  (ヒノキ科 コノテガシワ属
 コノテガシワは雌雄同株。花は3月頃から開く。雄花は短い枝先に単生し、黄褐色。雌花は白緑色で種鱗の先端は反り返る。球果は1〜2.5cmで、白緑色からやがて褐色になる。
 コノテガシワの枝葉は垂直に生長する。どの方向から光が当たっても対応できる葉の展開様式である。コノテガシワ(センジュ)の枝葉に裏表があるのか、あるいは左右から圧縮された形なのか、注目して調べてみたがよくわからない。花の付き方は、一方に偏っており、裏表がありそうに見えたが、どうも光の当たる方向に花が伸びるだけのように思えた。裏表ではなく、左右から扁平なのであろう。
和名のコノテガシワは「児の手柏」であるという。広がった様が子供の手のひらを広げたようであるとの意味。
コノテガシワの雄花コノテガシワの雌花
コノテガシワの雌花コノテガシワの球果

1コノテガシワ 2..コノテガシワ(センジュ) 3.コノテガシワ(センジュ)の花・球果
種名一覧科名一覧雑学事典目次Top生物地球システム学科