・ チガヤ
 
 チガヤは、多年性のイネ科植物で、太い地下茎を伸ばして生育場所を拡大します。保全区域の造成においては、水際の法面に積極的に導入した植物です。しかし、ひょうたん池においては保全池内部へと生育が拡大しており、今後、さらに生育が拡大すると、イトクズモの生育場である水域が縮小する可能性があります。それら保全池内部で生育するチガヤに関しては、除去作業や網柵を設置して侵入を防止するなど対策が必要と考えます。
 
写真 池内に広がるチガヤ(H12.08.17)

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