ヤマウルシ Rhus trichocarpa Miq. （ウルシ科　ウルシ属）
　ヤマウルシは４月の展葉と同時、あるいはやや遅れて葉腋から総状の花序を伸ばす。開花は十分に葉が展開した５月であり、雌雄異株。若い果実は赤味を帯びているが、やがて緑色になる。果実には荒い毛が密生しており、果実が稔っているとヤマハゼとは簡単に区別できる。秋には果実は淡褐色に熟し、やがて果被が割れて種子が見えるようになる。種子は、白色で黒い縦じまがある。

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