ソシンロウバイ Chimonanthus praecox form. concolor ロウバイ科 ロウバイ属)
 ロウバイは中国原産の落葉低木。江戸時代には渡来していたという。岡山市では、葉が枯れ落ちるのは12月も終わり頃で、花は1月のはじめから咲き始める。新年になって最初に咲く植物のように思う。花弁は蝋梅の漢名のように半透明でロウのような質感がある。がくと花弁の区別が不明瞭で、つぼみを覆っているがくは褐色であるが、開花時に内側のものが伸びて大きくなり、伸びた部分は黄色になる。花には高貴な香りがある。狭義のロウバイは内側の花弁が小形で暗紫色である。ソシンロウバイ(のようである。
種名一覧にもどる / 科名一覧にもどる / 雑学目次にもどる / HPにもどる