マンテマ Silene gallica var. quinquevulnera (ナデシコ科 マンテマ属
 マンテマはヨーロッパ原産の帰化植物。堤防や河原、路傍などに生育する。春から6月の中ごろにかけて花を咲かせる。小さな花なので群咲いていてもあまり目立たないが、腰を落として観察すると結構美しい。全体に荒い毛が生えており、腺毛もあるので手触りはよくない。
 牧野新日本植物図鑑によると、マンテマは弘化文年間(1844〜1847)に渡来した植物であり、元々は観賞用。名前は、渡来したときの名称:マンテマンが省略されたものとのこと。
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