オランダミミナグサ Cerastium glomeratum (ナデシコ科 ミミナグサ属
 オランダミミナグサはヨーロッパ原産の帰化植物。路傍や畑、荒れ地に極普通に生育している。秋から冬に芽生える越年性の一年草。花は冬に咲くこともあるが、主に春から初夏にかけて。花弁の先端は2つに分かれているが、開いているのを見ることが意外に少ない。昼過ぎに短時間開くのかもしれない。
 在来種のミミナグサに似ているが、花柄が短いので花が群れ咲いているような印象がある。荒れ地に生育する場合は葉の色が黄色がかって見えることが多い。萼片は緑色であることが多く、全体に毛が多いなどの点で区別できる。茎は紫色を帯びることが多い。
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