ヤマボウシ Benthamidia japonica (ミズキ科 ヤマボウシ属
 ヤマボウシは初夏、6月から7月にかけて特徴のある花を咲かせて目立つ。4枚の花弁のように見えるのは総苞であり、その中心に多数の花がつく。花弁は4枚で脱落しやすい。雄しべも4本である。花弁に見える総苞は、開いた直後は薄く緑色を帯びており、その後白色となるが、赤色を帯びるものもある。花序の柄は意外に長く、葉群から伸び上がっていることもある。和名は山法師であり、白い総苞が白いずきんをかぶった山法師を連想することから付けられた。
ヤマボウシの花薄く紅色を帯びる個体もある
未開花の花花弁は4枚、おしべも4本

1.ヤマボウシ 2. 3. 4.果実 5.冬芽

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