ショウジョウソウ Euphorbia cyathophora (トウダイグサ科 トウダイグサ属
 ポインセチア? 路傍に葉の一部が赤く染まったトウダイグサ科の植物に出会った。熱帯から亜熱帯に広く野生化しているショウジョウソウであり、中央アメリカから南アメリカ原産の半低木であった。茎は草質であるが、下部が木化して枯れ残るので、半低木ということになる。高さは1m前後になる。葉は長さ6cm前後で、長楕円状卵形のものから中部で大きくくびれたものまで変化に富んでいる。花序のすぐ下の大きな葉では基部が赤色となり、小さな葉は全体が赤くなる。この点はポインセチアとよく似ている。英語名にはMexican fire plant, Wild poinsettiaなどがある。燃えている植物、野生のポインセチアという訳になる。和名は猩々草であり、オランウータン草の意味。
路傍に生育するショウジョウソウショウジョウソウ(8月26日)
花序直下の葉が赤く染まるショウジョウソウの花
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