ポインセチア(ショウジョウボク) Euphorbia pulcherrima (トウダイグサ科 トウダイグサ属) |
ポインセチアは中米原産の低木で、明治時代に渡来した。花の少ない冬季にあざやかな彩りを添えるので、クリスマスをイメージさせる植物の代表格となった。沖縄などでは屋外で越冬するが、普通は室内でなければ越冬できない。典型的な短日植物の1つであり、昼の長さが短くなると開花する。したがって、室内に置いておくと冬になっても赤くならない。色付かせるためには夕方から段ボールなどで覆ってやり、日照時間を短くしてやる必要がある。 花弁のように見える赤い部分は葉であり、苞葉(ほうよう)とよばれる。本来の花序は中心部にある。苞葉の色には赤の他、白・ピンクなどがある。 |