アカガシ Quercus acuta Thunb.  (ブナ科 コナラ属
 アカガシの樹皮は、うろこ状にはがれる。大きなものでは、はがれ方が波打ったようにそろう部分ができたりする。巨木では、長い年月を感じさせる樹肌となり、材に様々な模様ができることとも関連しているのだろう。宮崎県綾では、直径2m前後と思われる巨木も生育しており、また、板根状の根を発達させているものもあった。土壌が浅い場所に生育すると、普段は板根を形成しない樹種もこのような根を発達させることがある。

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