| ヨーロッパブナ Fagus sylvatica （ブナ科 ブナ属） |
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ヨーロッパブナの英名はCommon beech, Euiropean beech。ヨーロッパからイングランド南部原産とのこと。分布的には北限付近だったためか、スコットランドでは自然生えのヨーロッパブナには、1本しかお目にかかれなかった。しかも若令であった。都市近郊ではほとんど残っていないのかもしれない。 ヨーロッパやカナダでは、紫葉の園芸品種の樹木がよくい植栽されているが、ヨーロッパブナの紫葉品種があるのにはびっくりした。スコッチ醸造所の庭園的な場所に植栽されていたのだが、日本的な感覚ではブナは深山の樹木であり、庭園に植栽されることは稀。もちろん、紫葉の「プルプレア」は概念にない。しかし、結構鮮やかな色付きであり、アクセントとしては面白い。紫葉は Fagus sylvatica Purpurea。他にもいくつかの品種があるようで、植栽木として様々な改良が行われているようだ。 |
