モミジバフウ Liquidambar styraciflua (マンサク科 フウ属) |
モミジバフウの枝にはコルク質の稜ができる。枝の上側にできることが多いが、横や下にもできる。注意してみると横に筋があり、年輪のように毎年新しく形成されていることがわかる。下の画像では、6層からなっており、この枝は6才であることが推定される。途中から出ている枝は毎年新しい葉を付ける部分だけ伸びる短枝であり、5才である。 良く似たものにニシキギの稜があるが、このような稜はどうしてできるのであろうか? 枝の上側にできることが多いので、枝が下側に曲げられると、引き延ばされたことが刺激になって形成されるのかも知れない。枝を丈夫なものにする事に貢献しているのかも知れないが、所々でひびが入っており、あまり役に立っていないかも知れない。さて、真実は? |