シナマンサク Hamamelis mollis (マンサク科 マンサク属) |
シナマンサクは中国中部原産の落葉小高木。庭木などに利用されると言う。 東京の日比谷公園を散策していると、2月というのに枯れ葉がたくさん付いたままの低木があった。葉をみてみるとマンサクの仲間であることはすぐにわかった。葉を眺めていると、葉に隠れたように花が咲いていた。シナマンサクであるらしいと思いつつ、画像を撮影して帰った。葉は大きくて長さ8〜16cm。表面と葉柄に軟毛があり、裏面には灰色の綿毛が密生しており、ビロード状である。花は1月から3月に咲き、長さ1.5〜2.3cmのリボン状花弁が伸びる。黄金色であり、中心部は暗赤色である。 |