シナマンサク Hamamelis mollis (マンサク科 マンサク属) |
シナマンサクの葉は大きくて長さ8〜16cm。表面と葉柄に軟毛がある。裏面は灰色の綿毛が密生しており、ビロード状。図鑑には、花期になっても葉が残るものがあると記されている。大きく生長すると、ちゃんと冬には落葉するのかもしれないし、落葉したものは、開花していてもシナマンサクとはわからず、マンサクと誤認してしまっているのかもしれない。しかし、枯れ葉がこのようにたくさん付いていると、花木としては使いにくい。いくつかの例では、樹高が2m以下の低い個体では葉が枯れても残っていることが多く、同じ個体でも高い位置では落葉する傾向が高い。 |