ヤマハギ Lespedeza bicolor (マメ科 ハギ属) |
ヤマハギの花は7月から10月にかけて咲く。花の色は、翼弁は濃い紅紫色であるが、旗弁や竜骨弁もやや色濃いものが多い。花序の柄が長いのが特徴で、柄と花序の中軸の長さはほぼ等しいか、柄が長いくらいで、葉群よりも花序は外側に出て目立つ。顎片の先端は鋭頭から円頭であるが、三角形の先端が丸いといった感じ。色は緑色のものから赤紫色のものまであり、赤紫を帯びるものではつぼみの時に重なっていた部分が緑色。脈が1本見えることが多い。葉柄とともに、花序の柄が長いのはヤマハギの特徴である。 |