ヤマハギ Lespedeza bicolor (マメ科 ハギ属
 ヤマハギの葉は3小葉からなる複葉である。茎の下部に付く葉は大きく、上部になるほど小さくはなるが、刈り取られた個体では、花が付く枝まで葉が大きいことが多い。葉柄が長いので、葉がまばらについている印象がある。3小葉の長さと葉柄の長さがほぼ同じ。小葉の先端はわずかに凹むものから円頭のものがあり、変異の幅は広い。典型的な小葉は円頭であり、中心部より下側が最も幅広い卵形である。茎の下側でそのような形の葉が見られることが多い。表面は無毛であるが、裏面には短毛がある。毛は短く疎であり、ルーペでも見つけにくく、指で触っても毛があることはわかりにくい。


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