ヤマグワ
Morus bombycis
(
クワ科
クワ属
)
ヤマグワはただ単にクワとも呼ばれ、カイコの餌として畑にも植栽されていた。日本全国に分布し、朝鮮・中国からヒマラヤまで広く分布する。雌雄異株で4月頃に緑色の球状の花序を形成する。花弁はない。7月頃、果実は赤色から黒紫色に熟し、食べられる。養蚕が盛んであった頃には桑の実は結構なおやつであったが、最近はほとんど見かけなくなってしまった。カエルの初期発生の項目で、卵の発生過程で「桑実胚」という時期があるが、桑の実を知らない学生にはピンとこない。この画像を見て納得していただきたい。
1.
ヤマグワ
2.
葉