チョウジタデ Ludwigia epilobioides (アカバナ科 チョウジタデ属) |
チョウジタデは日本各地の水田に生育する水田雑草。東・東南・南アジアに広く分布し、稲作の伝来とともにもたらされた史前帰化植物の1つであると考えられている。根は海綿状であり、酸素の少ない沼地でもよく根を張ることができる形態となっている。茎はやや太く、稜があって角張る。上部の茎ほど稜が目立つ。8月の終わり頃から葉腋に黄色い花を咲かせる。萼片は4であり、花弁は4枚であるが、時折5枚のものもある。秋には全体が紅色に紅葉する。 チョウジタデは花の形が丁字形であるためであるとのこと。別名をタゴボウといい、よく似てより稜が顕著であり、花の大きいものをヒレタゴボウという。 |
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