キツネノボタン Ranunculus silerifolius (キンポウゲ科 キンポウゲ属) |
キツネノボタンは農業用水路やため池の湖岸などに多かったが、最近は少なくなった。除草剤の影響もあろうが、農業用水路が三方コンクリートになるなどの生育立地の消失が大きいのではないかと思う。田圃の周りにセリやキツネノボタンなどの生育立地がほとんどなくなった。年中、浅い水がたまっている田圃や水路がほとんどなくなってしまい、このような場所に生育する植物や動物たちには大きな影響が出ている。 キツネノボタンの和名は、キツネの牡丹であるとのこと。葉の形が牡丹に似ているとの意味だそうである。小生は「キツネの服に付いているボタン」と思っていた。子供の頃に読んだ絵本のイメージとだぶったのである。 |