ウマノアシガタ Ranunculus japonicus Thunb. (キンポウゲ科 キンポウゲ属
 ウマノアシガタは北海道南西部以南の日本全国から朝鮮・中国に分布する多年生草本。水田のあぜ道、適度に湿った路傍などに普通に生育する。全体に毛が多い。
 野に咲くウマノアシガタは春の光に輝いている。ウマノアシガタというよりも、別名のキンポウゲ(金鳳花)の方が、この光り輝く花のイメージによく似合っている。花弁に光沢があるのがこの仲間の特徴の1つである。ウマノアシガタという名前は、根生葉が馬の足に似ているというのであるが、さっぱりわからない。馬の足をじっくりと観察しなければならない。
 キンポウゲの仲間には有毒植物が多く、ウマノアシガタも有毒である。

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