ビワ  Eriobotrya japonica Lindl.  (バラ科 ビワ属
 ビワの葉は大きく、長さ15〜30cm。質は堅く、葉脈が裏面に隆起しており、強い風に耐えることができる構造である。若葉の時には、両面に毛があるが、表面の毛はやがて脱落して無毛となって光沢がある。裏面には密な淡褐色の綿毛がある。裏面の密な毛が乾燥地における生育を保障しているのであろう。葉の上半分には波状の鋸歯があり、葉脈が先端に達している。幼い個体の葉は全体に荒い鋸歯があり、裏面の綿毛も少ない。
ビワ新しい若葉の葉には、表面にも毛がある
成葉の表面は無毛で光沢がある裏面の拡大

1.ビワ 2.
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