岡山県赤磐郡瀬戸町に宗堂桜という八重咲きのサクラがある。岡山県指定の天然記念物である。以下に看板に記載されている文章を掲載する。
宗堂桜:この桜は雲哲上人(寛永の頃 宗堂山妙泉寺の僧)が植え大変愛していたので雲哲上人が殉教されたのを悲しみ花弁が開きいれず内側20枚ばかりが閉じているのだという。
花は直径3cm位、横に向いて着生し 花弁は60枚にもなり、内側の20枚ばかりが反転して二重の弁となるのが特徴である。八重桜の新品種で昭和31年4月17日天然記念物宗堂桜として県指定を受けている。(瀬戸町教育委員会) |