トキワサンザシ Pyracantha coccinea (バラ科 トキワサンザシ属) |
トキワサンザシの葉は、長さ3〜4.5cm、幅0.8〜2.5cmで、狭倒卵形の葉が多いが、時として楕円形の大きな葉が出る。成葉は両面無毛で表面は光沢がある。若葉では裏面に毛があり、時として中脈腋に毛が残る。葉の縁には低い鋸歯がある。若い葉では、葉柄が紅色を帯びるが、成葉では緑色である。 タチバナモドキは荒地に野化していることが多いが、トキワサンザシはやや良好な土地、例えば植栽枠の中などに自然に芽生えていることが多い。いったん侵入すると切り取ってもすぐに回復してくるので、結構厄介である。 |