ドロノキ ドロヤナギ デロ  Populus maximowiczii A.Henry
 ドロノキの葉はヤマナラシによく似ているが、全体にやや大型である。葉の縁には小さな鋸歯があり、先端は丸く、基部は心形である。長さは15cm、幅10cmに達する。葉柄の長さが目立ち、表面は濃い緑色である。
 冬芽には褐色の粘液が付いているため光沢があるように見え、触ると強く粘つく。昆虫による食害を防ぐための対策だろうか。頂芽は円錐形で特に大きい。
文章・画像:太田 謙
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