ハンゲショウ Saururus chinensis (ドクダミ科 ハンゲショウ属
 ハンゲショウは本州から琉球、朝鮮・中国・フィリピンなどに分布する多年草。山すその湿地などに生育し、観賞用に庭園などにも植栽される。太い地下茎で群落を形成して生育し、高さ1m程度になるが、庭園などに植栽される場合には50cm程度のであることも多い。6月の後半から8月にかけ、分枝した茎の先端に長さ10〜15cmのクリーム色の花序を形成する。花序付近に付く葉は下半分からほぼ全体が白色となる点がハンゲショウの大きな特徴である。
 漢字では半化粧かと思っていたら、半夏生とのこと。水湿地の減少によって生育地が失われ、絶滅危惧種に指定されている県も多い。

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