ハンゲショウ Saururus chinensis (ドクダミ科 ハンゲショウ属
 ハンゲショウの葉は、長さ5〜15cm。基部は心形でやや耳型になり、大きく成長したものでは中部かやや先端側でもっとも幅広いが、鉢などで育てると細長いハート型となる。両面無毛で、葉脈は裏面に突出する。
 花序付近に付く葉は下側が白色となり、目立つ。このような白色の葉は裏面から見ると薄い緑色。このような白色の葉は、マタタビとよく似ており、訪花昆虫を誘引に貢献するのであろう。同様に、花序周辺の葉が花弁の役割りを演じる植物としては、ポインセチアもそうであり、萼が花弁の役割りを演じているものを含めると、かなりの数になる。

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