ニガキ Picrasma quassioides ニガキ科 ニガキ属
 ニガキは雌雄異株。低地では4月の中ごろ、高いところでは5月の終わり頃に花を咲かせる。花序は数回枝分かれして数十の目立たない緑色の花を付ける。花弁は5枚で長さ2mmほど。緑の葯が大きくて目立つ。

 雌花「花盤」の上にいくつかの雌しべが形成され、それが分果となる。分果の数は一定していないようで、1〜3つのものがおおかった。撮影した7月のはじめでは、花盤の縁に5つの矮小化した雄しべが付いているのが観察された。


 

 

1.ニガキ 2.花と果実
種名一覧科名一覧雑学事典目次Top