スミレサイシン
Viola vaginata
((
スミレ科
スミレ属)
スミレサイシンは北海道西南部と本州の主に日本海側に分布する多年草。日本のスミレの仲間では最も大きな葉をつけるもののひとつ。山地の落葉樹林下に見られ、イチリンソウやカタクリ等の早春植物と共に開花する。中国地方では中国山地の山麓に多い。花はスミレの仲間としては比較的大きくて、直径3センチ程にもなり、紫色からほとんど白色に近い紫色。古く大きな株は多数の花をつけ、ちょっとしたブーケの様にも見える。
1.
スミレサイシン
2.
葉と地下茎
文章・画像:森定 伸
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